俺だけレベルアップな件　136話　翻訳

新たなゲートが出現し、いつものように協会はランク測定を行った。

すると、予想していたよりも遥かに危険なAランクの最上級ゲート(ほぼSランク級)であることが発覚する。

この情報を聞いた騎士団ギルドのマスターと副マスターは頭を悩ませる。

Aランクの最上級ゲートを安全に攻略しようとすると、Sランクハンターが討伐隊を率いることが望ましい。

しかし、騎士団ギルドはSランクハンターを有していない。

本来なら参加しないが、今回に限ってはその決断が躊躇われた。

5大ギルドの一角である騎士団ギルドの名誉が、Aランクゲート不参加によって地に落ちるからだ。

ただでさえ、騎士団ギルドはSランクハンターを有していないため、5大ギルドの座から降格する危機に面している。

決断には細心の注意が求められた。

そこへ、ある女性ハンターが1つの提案をした。

所属ハンターを危険にさらさず、騎士団ギルドの名誉も落とさない方法。

それはフリーのハンターに協力してもらう方法だった。

そして、彼らは圧倒的な強さを誇るSランクハンター、水篠旬に会いに行くのだった。

その夜、向坂雫は赤面し後悔していた。

水篠旬に聞かれたことに対して告白ともとれる対応をしてしまったからだ。

その時のことを思い出していると、急にある出来事が脳裏をかすめた。

必死に思い出したこと、それは水篠旬への伝言。

彼女は死の淵で美濃部剛に会い、自身の力に気をつけろという水篠旬への伝言を思い出したのである。

場面は変わり水篠家。

水篠旬は向坂雫の好意に浮かれたいた。

シャワー後、彼は水篠葵にギルドを立ち上げることを伝える。

彼が新設するギルド「Solo Play」ギルド。(固有名詞が不明なので英語のままにしておきます。)