性別適合手術の保険適用について
性別適合手術の保険適用が開始しました。
まず日本での性別適合手術は岡山大学病院、光生病院、山梨大学病院で行った場合にのみ保険適用となります。
ただこれは診断書が有る無しに関わらず、精神科などにかかり(期間の長短はあるようですが)順序を踏まなければならないようです。
手術という事もあり年齢などの条件は引き継がれます。
この性別適合手術とはFTMの乳房切除術、子宮卵巣摘出手術、MTFの陰茎精巣摘出手術に該当し、ホルモン治療は依然として自由診療(自費診療)となります。
さて、まずここで1つ目の問題を取り上げてみましょう。
性別適合手術は保険適用です。ホルモン治療は保険適用外です。混合治療は認められておらず自費診療となります。
つまり、ホルモン治療をしている人、(今はしてないけど)過去にしたことがある人は性別適合手術は保険適用外となります。
次に、2つ目の問題を取り上げてみましょう。
FTMの乳房切除術はホルモン治療歴無くても可能の場合も(病院ごとに調べてないのですいません)あるので保険適用にできる。
しかし、実際には日本で3病院だけです。
大病院ならではの混雑的な問題もあります。
つまり……精神科などにかかって期間をかけ、さぁ予約!……えっ!?手術は1年後……?はたまた2年後……?
保険適用可能者が殺到するともっと遅くなる可能性も……
加えて、上下同時は受けられないとかね…(岡大は多分そう、他は確認のしようが無かったから分からない。)
結論!!何も変わってない!!
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