俺だけレベルアップな件　139話　翻訳

溢れ出たオーク達はただの斥候だった。

彼らは周囲を観察し校舎内の人間を根絶やしにすることを決めた。

場所は変わり、件のゲート周辺の出来事。

立ち入り禁止になってはいるものの、不安と話題のSランクハンターへの好奇心から大勢の人々が集まっていた。

11時ぴったりに水篠旬はゲート前に到着する。

ギルドマスターは彼が到着し安堵する。

水篠旬は改めてゲートの大きさと漏れ出るエネルギーの大きさを実感する。

そんな水篠旬を騎士団ギルドのハンターたちが取り囲み一斉に質問をし始める。

それを高ランク女性ヒーラーが一喝。

その後、具体的なプラン説明に入る。

騎士団ギルドの対面があるため、あくまでも水篠旬は危険が生じそうになった時の切り札という体を崩さない。

という建前のため、ギルドマスター、騎士団ギルドのハンター、水篠旬の順でゲートへ侵入する。

まとまりかけたその時、騎士団ギルドの新人ハンターが、外部のハンターに頼まなければならないほど騎士団ギルドは落ちぶれたのかと水篠旬に食って掛かる。

緊張が走り、皆が場の成り行きを見守るための沈黙に対して調子に乗り出す新人ハンター。

水篠旬は新人ハンターの周囲に、イグリット、アイアン、キバを瞬時に召喚し、力を見せつけ黙らせるのであった。