俺だけレベルアップな件　141話　翻訳

突然の出来事に生徒たちは驚く。

水篠旬があらかじめ水篠葵の護衛として潜ませていた3体の影の兵士たちが彼女を守る。

彼女は彼らから水篠旬が助けてくれたのだと理解した。

水篠旬を探そうとするも影の兵士たちに制される。

オーク達は仲間が殺されたことをかぎつけ、ぞくぞくと教室に集まり始めていた。

どんどん増えて近づいてくる足音に武器を構え影の兵士は戦闘態勢に入る。

水篠旬は険しい表情であった。

その表情を見てハンターたちは、自分たちが何かミスをしてしまったのか、敵がいるのか、などと考える。

そして驚くことを告げたのだ。

緊急事態が発生したから今すぐ行かなければならないのだと。

これからが本番ともいえる状況なのに、今水篠旬に抜けられると万が一があった場合に困るとギルドマスターは説明する。

水篠旬は悩み、彼に代わるモノを置いていくことに決めた。

彼が実力を認める強者とはいったい誰だろうとギルドマスターは期待した。

そして召喚されて現れたのは中継で見たアリのモンスター、ベルだった。

急に現れた件のモンスターに混乱する騎士団ギルドの面々。

水篠旬は彼らに構うことなく、騎士団ギルドの面々を守れと命令を下す。

また追加で、アリの兵士たちも召喚する。

一刻を争う状況であったが、影交換のスキルの再使用は約1時間後。

焦りと怒りをあらわにし、急いでゲートを出る。

すぐにカイゼルを召喚し、背に乗って飛び立っていった。